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『「食の安全」に関する国際ラウンドテーブル〜国際取引、持続可能な生産、社会的責任について考える〜』と題するPA International、国連大学、東京財団共催のシンポジウムに出席した。 国連大学 前を通ることはあるが、中に入ったのは初めて。 300人収容のウ・タント国際会議場はほぼ満席だった。さまざまな立場からの発表と、パネリストと参加者間の討論があり充実した内容。 毒入り餃子事件の影響もあって、討論では参加者からの意見や質問が中国検疫科学研究院の秦貞奎院長に集中し、他のパネリストは出番が少なかった。 昼食は主催者、パネリスト、オブザーバー、参加者がまじってのバイキング。 午前の議長を務めた前ノルウェー厚生大臣のWerner Christie氏(左)は非常に周囲に気を遣われる方。食事をしながらしばらく歓談できた。右はパネリストの一人、国連大学政策と制度的枠組研究部長のObijiofor Aginam氏。 もっとも印象に残ったのは民俗研究家、結城登美雄氏の発表。 人口1億2,700万人の日本の食糧自給率は39%だが、これを支えているのが兼業も含めたわずか368万人の農家と24万人の漁民。人口のたった3%の農家がよくやっていると思うが、その40%が70歳以上、70%が60歳以上。このままでは日本の食はすべて輸入に頼らざるを得なくなる。衝撃的な実情である。それにしては行政に危機感がない。 会場に出席していた消費者団体や生産・流通業者からの意見表明もあった。 その中には馴染みのある、有機野菜宅配で有名なOisix 最終討論を残して会場を後にした。長時間の勉強でいささか頭がオーバーヒート気味だが、食に関して考える充実した時間だった。 |
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